みなさんの疑問に答える“なぜ?”シリーズ

①なぜ? ⇒独学を選ぶのか

社会保険労務士の資格を取得しようと考えた後にやるべきことは、
まず勉強ですよね。資格取得に向けての勉強方法は、予備校(通学)・通信教育・独学の3つがあります。予備校(通学)と通信教育についてはこのあとの ■みなさんが納得する“そうだ!”シリーズで紹介するので、まずはこのサイトのメインテーマである“独学”について検証していきます。

さて、独学を選ぶ人が思う『独学のメリット』というのはなんでしょう。

●他の学習法より明らかに費用が安い
一番のメリットは、費用が安いことではないでしょうか。言ってしまえば、参考書・問題集代と受験料、試験会場までの交通費くらいしか、かかり
ませんよね。独学の相場は約2万円くらいと考えてください。
それに比べて、予備校(通学)の受講料は約20万円、通信教育は約5万円~と高額です。ただ単に『お金がないから独学を選ぶ』という人もいれば、『高い金額を払って、万が一合格できなかったら元も子もない』、という考えの人もいて、どちらにしても高いお金を払ってまでは勉強は
したくない!という考えですね。

●自分の生活スタイルに合わせて勉強できる
受験生は、学生だったり、会社員だったり、専業主婦だったりと、その
生活スタイルは人それぞれ。とくに社会保険労務士の合格者は30代
会社員が約50%を占めているので、ほとんどの人は仕事と両立して
勉強しているのです。また、社会保険労務士は他の国家資格と違って
主婦に人気があります。主婦は仕事をしていなくても、家事や子育てに
時間を取られ、思うように勉強時間が作れないのが現状です。
ということから、どんな生活サイクルにも対応できる独学を選ぶ人が
多いのです。

●教材を自分で選べる
予備校(通学)や通信教育の教材は、各会社で作られたオリジナル教材を
使用しますよね。予備校(通学)の教材ならまだしも、通信教育の教材の
質は本当にピンキリです。テキストがモノクロで見にくかったり、内容がわかりにくかったり、またDVDやCDなどのメディアが付いていなかったり・・・・・・。高いお金を払ってそんな教材を選んでしまったときには、最悪ですよね。その分、独学は自分で自由に教材を選ぶことができるのです。

②なぜ? ⇒独学では合格できないのか

では次に『独学のデメリット』、なぜ独学では合格できないのかについて
検証していきます。

●試験の傾向や要点が絞れない
社会保険労務士の試験は、複雑で応用的な問題が出題されます。基本知識をしっかり理解していないと、もちろん問題は解けません。その基礎知識というのは、法律の基礎的な内容だけでなく、過去の試験に出た内容や、
法律改正によって新しく作られた規定など、合格するために必要な最低限の知識のこと。とくに社会保険労務士試験科目となる法律は、頻繁に改正が行われます。そのため、常にアンテナを張り、最新の法令や情報を
知っておくことが必要になります。市販されている参考書や問題集では、
最新の法令や情報が知ることができず、もうその時点で乗り遅れて
しまうのです。
そして社会保険労務士試験の出題範囲は、とても広く膨大な量です。
予備校(通学)や通信教育のテキストは、試験に出題される要点がある程度絞られているのに対して、独学では書店でテキストを購入するので、どの
範囲が出題されるのかがわかりません。
失敗パターンでよくあるのが、要点が掴めず、浅く広く勉強したため、
きちんと知識として頭に入っていなかったということです。
私の場合もそれでした。

●自分の弱点が克服できない
社会保険労務士の試験に合格するには、選択式・択一式試験ともに
総合得点と、科目ごとの得点が基準点を上回らないと合格する
ことができません。つまり、苦手科目があって問題が解けなかった場合、総合得点でいくら6割以上を得点していても、合格することはできない
のです。勉強を続けていくと、必ずといってもいいほど、自分の苦手科目
や弱点が見えてきます。市販されているテキストだけでは、解決するの
は難しいですし、克服することはとても困難なのです。

●良い参考書がない
市販されている参考書や問題集は、ほぼ予備校が出版しているものです。それだけで合格できるのであれば、手軽だし、安いし、みなさんそっちを選びますよね。ということは予備校にも通わなくなります。果たして、
そんなテキストを予備校が作るでしょうか・・・・・・。また、予備校(通学)や通信教育では、ほとんどの会社が毎年テキストを更新しています。
市販のテキストとのレベルは明らかに差があるため、残念ながら合格
できるようなテキストがないのが現状です。

●質問できる先生(相手)がいない
私が独学で勉強していて一番に思ったことは、質問できる先生(相手)が
いないということです。とくに複雑な科目を勉強しているときは、自分
だけではなかなか解決できず、無駄な時間と労力を浪費してしまうのです。わからない点や勉強に行き詰ったときに、相談に乗ってくれる相手がいるのと、いないのとでは大きな差があります。

●勉強の途中で挫折してしまう
予備校(通学)と違って、目に見えるライバルがいないため、独学は途中で
挫折してしまう率が高いのです。しかも半年や1年で取得できるような
安易な資格ではないため、よほどの精神力がない限り、独学で勉強をし続けることは難しいでしょう。

③なぜ? ⇒合格できないのに再度独学を選ぶのか
独学で勉強をして不合格だった場合、次に考えることは、こうです。
『独学だったら、一度くらいは落ちるわよね』と。
そして不合格だった理由は
『勉強量と時間が足りなかった』、
『参考書の種類が足りなかった』
と思い、そしてまた新しい参考書を購入し、毎年勉強に励むのです。
受験生というのは、独学のように自分だけで勉強したことについては、
『不合格でも仕方ない。また来年がある』
と正当化してしまう傾向にあり、不合格の原因が何かということが
わかっていないのです。そう、本当の原因は独学を選んだこと自体が
間違っているのです。
まず、
●市販のテキストだけでは、合格レベルに達することができない
⇒どんなに勉強量を増やしても意味がありません。
●新しい参考書を購入してもまた同じ
⇒いくら参考書を増やしても意味がありません。

本当に社会保険労務士になりたいのであれば、“独学”を選んでは
いけません。前にもいった通り、社会保険労務士は難易度が高く、
そんなに簡単に合格できるような資格ではないのです。
もっと効率の良い勉強をしなければ、社会保険労務士になることは
不可能です。

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